令和5年度(2023年)の大晦日、勝音寺の星降る夜の除夜の鐘の様子です。
例年通り勝音寺の除夜の鐘は令和4年(2023年)23時30分から年を越した令和6年(2023年)0時30分まで行いました。
今回から体制が少し変わりましたが、23時45分頃からお集まりいただいた皆様にも鐘撞きをご協力頂きました。
毎年、勝音寺ではご来山して頂いた方に鐘撞きをご協力頂いております。
暖かい甘酒の振舞いも例年通り。ご来山の皆様でご希望の方に振舞われました。
今回は天気が不順で、雨が心配されましたが、除夜の鐘の時刻には雨の心配も無くなり無事執り行うことが出来ました。
しかし、毎年、ご覧頂けるオリオン座などの星降るほどの夜空は見ることが出来なかったのは残念なところ。
今年は多くの皆様にご来山頂きまして、除夜の鐘をご自身で撞いて、煩悩を消して新年をお迎え頂けました。
では、その様子をご覧ください。
例年通り、除夜の鐘を撞く前に勝音寺の御本尊、千手観音様にお経を上げます。
本堂での読経の後、当山和尚による読経をしながのら除夜の鐘の撞き始めです。雲を払うように鐘の音を響かせます。
和尚に続いて檀家、関係者による鐘撞きが行われます。和尚によって読経をしながのら除夜の鐘が撞かれます。
今回から和尚による説法も行われ除夜の鐘に法話が行われました。
ご来山頂いた皆様にも勝音寺の鐘楼に上がっていただき、除夜の鐘、鐘撞きを行って頂きました。
例年より多くの皆様が勝音寺の鐘撞きにお出で頂きまして嬉しい限りです。
例年ですと、年を越し前に鐘楼の真上にオリオン座が見えるのですが、今回は天候不順によりオリオン座を含む星々の瞬きは見えませんでした。
代わりに除夜の鐘の音色で雲が払われたのか、雲間の月が顔を覗かせていました。
もちろん甘酒も振舞わせて頂きました。
年越しの前から少しずつ、ご来山の方々が増えはじめ、除夜の鐘の鐘撞きにご協力して頂けました。<
ご家族でのご参加や、カップル、兄弟、お友達などなど様々な皆様に除夜の鐘の鐘撞きにご協力いただきました。
打ち筋も様々で、強弱緩急入り混じっております。
初めての方も多くおられ、他の方の鐘の音を聞いて再度挑戦される姿も多く見られました。
基本的には鐘撞棒を手前に曳いていただいたら、手を放し鐘撞棒の重さだけで音が鳴りますのでどなたでも気負わず撞いていただけます。
すでに年を越しておりまして、そろそろ勝音寺の除夜の鐘撞きも百八つが近く、順番待ちの行列ができています。
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令和5年度の勝音寺、除夜の鐘も、ご参加いただいた皆様の手で百八つ撞くことが出来ました。
当山住職の手により最後、百八つ目の鐘を撞きまして、令和5年度の勝音寺の除夜の鐘は散会。
無事新しい年を迎えることとなりました。
ご参加いただいた皆様のご協力のお陰で、今年もいい音色を聴くことが出来ました。誠にありがとうございました。
令和6年度の除夜の鐘のご参加も、お待ちしております。